ロングアイアン向上委員会 委員 ロングアイアン弾道評論家 山形コーィチの『GOLF戦略レッスン』Vol.89
ロングアイアンをもっと積極的に使ってみませんか。 林からの脱出に、ロングホールのレイアップに、そしてグリーンまわりの アプローチなどにも有効な場合があります。 使用頻度をアップすることが、大切だと思います。
巷にあふれるゴルフのレッスン記事は「スイング」についてのものが多く、 「戦略・戦術」についてのものは少ないように感じます。 このレッスンでは主として「攻め方」に主眼を置き、毎回違ったテーマを設け “ゴルフゲームの画面”を活用して「戦略・戦術」を解説しています。
特定のハンディキャップの方を想定してはおりませんので、 “攻め方のひとつのアイデア&ヒント”として気軽にご覧いただき、 実際のプレーの参考にしていただければと考えています。
※レッスン画面:トワイライトエクスプレス『ゴルフ98』より
比較的フェアウェイが狭いパー4。 そのフェアウェイは右から左へと傾斜。 風は無く、ピンは攻めやすい所にありますが…
若木ゴルフ倶楽部 4番ホール 348ヤード パー4 wind (無風)
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今回の攻め方
ティーショットを2アイアンから3Wぐらいで打てば、あとはショートアイアンで攻めることができるホール。ただフェアウェイは広くなく、しかも右から左へと下がっているので、ランの多い長いクラブではフェアウェイキープは容易でないと感じました。ピンはグリーン真ん中奥ほど。攻めやすいポジションといえます。
「このピン位置なら、ミドルアイアンでも落とす位置は充分にある。1打目はコントロール優先でいこう」と決断しました。選んだ番手は5アイアン。ショートホールの感覚でフェアウェイの幅を大きなグリーンの幅とイメージし、やや右に狙いをとってショット。トップ気味でしたが、ほぼストレートに飛び出したボールは左にキック。予定通り、フェアウェイをとらえることができました。
(第2打の解説に続く)
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(解説の続き 〜 第2打 〜 )
セカンドの残り距離は6mの打ち下ろしを計算して168ヤード。オーバーだけはしないよう、6アイアンでコントロールショットをしようと思いました。スタンスはやや爪先上がり。クラブをやや短めに持ち、コンパクトに振り抜く考えです。
ボールを出す方向はピンの3〜4m右。普段より足幅をやや広げることで、下半身を安定。トップオブスイングの位置だけを意識してスイングしました。少し引っかけ感じで飛び出しが思ったより左だったので、「まずい!」とは思いましたが、ボールの行方を見て安心。ボールは、ピンの左に何とかオン。ただ、「ショート目に付ける」という結果にはなりませんでした。
5m、上りスライスライン。距離を合わせたパットが入りました。
今回の格言
「4、5、6番アイアン」の中で、
得意な番手を1つは作ろう。
今回のスーパーショット
左のラフから、ウエッジを使ってのスリークォーターショット。 クラブヘッドがきれいに入り、ナイスなスピンがかかりました。
若木ゴルフ倶楽部 14番ホール 389ヤード パー4
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山形コーィチ Profile
岡山県生まれ。中学時代より自ら木製のクラブをつくるなど、ゴルフに興味を持ちはじめる。 好きが高じて大学卒業後、栃木県の某ゴルフ場にプロ研修生として入社。 アシスタントプロのテストに5回続けて落ち、プロの道は断念する。 2000年10月、『山形コーィチのGOLF戦略レッスン』を開設。 連載が50回を越えたのを契機に、これまでの内容を再度紹介することに。 ちなみに初ラウンドは22歳の時で、スコアは「43」「39」の82。 好きなクラブは2番アイアン。